@misc{oai:rakuno.repo.nii.ac.jp:00003750, author = {柿下, 彩夏}, month = {2017-09-19}, note = {Thesis, 本研究では街路灯下でのキリンソウ衰退の原因を解明するとともに,街路灯下でも衰退しないキリンソウの育成を試みた.その結果,連続感光条件では越冬芽分化が抑制された.また,分化した越冬芽は徒長し,積雪下で枯死することが明らかになった.そのため,融雪後の再生が遅れ,しだいに衰退することが明らかとなった.また,道内で採取したキ リンソウから連続感光条件でも正常に越冬芽を分化する低感光性の個体を得ることに成功した.また,キリンソウの遺伝変異を拡大するため,キリンソウ茎切片からの植物体再生方法の確立を試みた.その結果,置床後2~3日後に茎切片を移動することで褐変物質の溶出を抑制することで正常なカルスを誘導することができた.また,再分化培地の固化剤に10g/1の寒天培地を用いることでビトリフィケーションを防止することで正常に植物体を再生させることができた.一方,低感光性個体の選抜を容易にするために,DNAマーカー開発の基礎的知見を得ようとした.その結果,DNA抽出後DNAの精製回数を3回とすることで安定的にPCR増幅やシークエンスが可能になり,trnL3' exon-trnF遺伝子間領域のうち407塩基と,trnH-psbA遺伝子間領域のうち565塩基の配列を決定できた.}, title = {キリンソウ (Sedum aizoon var. floribundum) の越冬性向上に関する研究}, year = {} }