@article{oai:rakuno.repo.nii.ac.jp:00005219, author = {北村, 康也 and 前原, 誠也}, issue = {2}, journal = {北海道獣医師会雑誌}, month = {Feb}, note = {Article, 11歳齢、避妊雌チワワが、同居犬との喧嘩が原因と思われる右眼の眼瞼痙攣で来院した。初診時の眼科検査では、角膜中央部の浮腫状の突出、および前房蓄膿を認めた。眼圧は9mmHgと低値を示し、角膜の病変部の擦過標本で好中球、短桿菌の存在を認めた。以上の所見から、外傷および細菌感染による角膜軟化症と前部ぶどう膜炎と診断し、抗生剤の頻回点眼および全身投与、自己血清の点眼、消炎剤の全身投与および眼瞼縫合などを行った。第16病日に、角膜中央部の著しい凹凸を示す角膜表面の変形を認めたため、瞬膜被覆術を行って第34病日まで継続した。角膜形状の改善が認められ、症例は第245病日に呼吸不全で亡くなるまで、視覚を温存することができた。角膜の色素沈着および混濁は残存していたが、角膜の形状は回復の傾向を示し、比較的良好な経過をたどった。}, pages = {50--53}, title = {犬の角膜軟化症の1例}, volume = {60}, year = {2016} }