@article{oai:rakuno.repo.nii.ac.jp:00006364, author = {寺田, 修 and 土肥, 彰 and 大根田, 則広 and 橋場, 徹 and 安井, 正 and 小林, 平治 and 荒井, 実 and 浅川, 満彦 and ASAKAWA, Mitsuhiko and 福本, 真一郎 and 大林, 正士}, issue = {8}, journal = {獣医畜産新報}, month = {Aug}, note = {Article, 1991年6~11月の期間,北海道根室管内の牧野で放牧したホルスタイン雌未経産牛について,イベルメクチン製剤投与群と無投与対照群の線虫感染状況と増体について観察を行った。投与群は観察期間中低いEPG値を示した。無投与群は9月まで高値を示し,下牧後の舎飼期間では低い値を示したが,投与群よりは高い値を示した。また投与群と無投与群間では放牧期間中の増体量の差は15.6kg(DG110g)舎飼期間での差は8.2kg(DG83.7g)であった。これらの牛を下牧時の11月と舎飼時の2月に剖検したところ,投与群からはほとんど線虫は検出されなかった。しかし無投与群からはOstertagia ostertagi, Mecistocirrus, digitatus, Trichostrongylus axei, Bunostomum phlebotomum, Nematodirus helvetianus, Cooperia oncophora, Trichuris sp. が検出された。また冬期間に検出されたO. ostertagi, M. digitatus, C. oncophora の虫体はほとんどが未成熟虫(L5)であり,発育停止現象が確認された。以上の成績からイベルメクチン製剤投与により,消化管内線虫に対して高い駆虫効果が得られ,増体量の改善が示唆された。}, pages = {634--637}, title = {夏期放牧経過牛の線虫感染状況と駆虫の効果}, volume = {46}, year = {1993} }