@article{oai:rakuno.repo.nii.ac.jp:00006608, author = {丸山, 雄嗣 and 竹中, 万紀子 and 浅川, 満彦 and ASAKAWA, Mitsuhiko}, issue = {25}, journal = {鳥類臨床}, month = {Dec}, note = {Article, 2020年6月23日、北海道札幌市に設置した人工巣内で衰弱状態のコムクドリ(Agropsar philippensis)雛1羽を認めた。同個体体表全面および巣内壁に濃赤色微小虫体の集籏が観察された。当該個体は翌日死亡し、死体を回収した際、痒感を伴った多数の微小発赤部が生じた。虫体群は形態学的特徴から、いずれも中気門亜目(Mesostigmata)のワクモ(Dermanyssus gallinae)と同定された。衰弱時体重は約45%減少し、貧血所見も得られたことから、ワクモの濃厚寄生により斃死したものと考えられた。ワクモはヒトにおける寄生も良く知られる。さらに、ワクモはダニ媒介性脳炎ウイルス、Salmonella entericaなどを媒介する可能性が示唆されるため、野鳥搬入時には慎重な対応が望まれた。}, pages = {10--12}, title = {ワクモ (Dermanyssus gallinae) が濃厚寄生したコムクドリ (Agropsar philippensis)症例とそのヒト刺咬事例について}, year = {2020} }